金融機関で買ったゴミ保険商品を生活防衛資金に!

家計

こんにちは!

愛知県の郊外で、嫁(ピノ子)と3人の子供たちと簡素に暮らしているピノ太郎です。

2022年4月以降、楽天銀行の金利が改悪されるようです。

僕も楽天銀行を一部で使っていますので、少し残念な気持ちです。

そんな楽天銀行ですが、僕の運用で、楽天銀行の改悪前金利より良かった(?)モノを紹介したいと思います!

楽天銀行の改悪

まず、楽天銀行の金利の変更は以下の通りです。

300万円以下300万円超
改悪前(~2022年3月31日)0.10%0.10%
改悪後(2022年4月1日~)0.10%0.04%
いずれも税引前

要するに300万円より多く入金している人に影響があるということですね。

それでも0.04%と、メガバンクの0.001%と比べると、40倍もの金利が付きます。

ですので、300万~500万円の範囲だったら楽天銀行に預けておいてもよいのかなと考えています。

ということで、預金額と差額を一覧にしてみました。

個人的には、そこまで悲観する額ではないかなと思っています。

(複利が効いてくると大きな差になってくると思いますが)

預金額改悪前利息額(税引前)改悪後利息額(税引前)差額
300万円3,000円3,000円0円
400万円4,000円3,400円600円
500万円5,000円3,800円1,200円
600万円6,000円4,200円1,800円
700万円7,000円4,600円2,400円
800万円8,000円5,000円3,000円
900万円9,000円5,400円3,600円
1,000万円10,000円5,800円4,200円
1,500万円15,000円6,200円8,800円
2,000万円20,000円6,600円13,400円
預金額と改悪前後の利息差額

我が家が保有しているゴミ保険商品。。

世間では、金融機関で買う金融商品はゴミ保険商品だと言われています。。

損切りする人もいるほどのゴミっぷりのようです。

我が家が投資について学び始めたのは、約5年前にUFJ銀行でいわゆるゴミ保険商品を買ったことから始まっています。

普通預金に預けていた少しまとまったお金(約500万円)を定期預金に入れようと銀行に行ったところ、保険商品を勧められ、まんまと買ってしまいました。笑

それは、以下の保険商品で、いずれも一括購入です。(払込期間は3~5年にばらけていたと思いますが、銀行にあずけお任せしました)

分かりやすいように楽天銀行(金利0.4%)で預けて場合の比較も併記します。

日本の生命保険会社

約300万円を円建てで購入しました。2022年晴れて、返戻金がマイナスの時期を越えます!

そして、6年後以降(2023年以降)は、楽天銀行に預けていたよりも増えることになります。

経過年数払込保険料受取総額返戻金楽天銀行に預けていたら
1年後2,984,6502,721,34091.12,996,589
2年後 2,984,650 2,568,05086.03,008,575
3年後 2,984,650 2,417,90081.03,020,609
4年後 2,984,650 2,270,12076.03,032,692
5年後 2,984,650 3,036,540101.73,044,822
6年後 2,984,650 3,057,600102.43,057,002
7年後 2,984,650 3,078,660103.13,069,230
8年後 2,984,650 3,099,720103.83,081,507
9年後 2,984,650 3,120,780104.53,093,833
10年後 2,984,650 3,142,100105.23,106,208
15年後 2,984,650 3,248,700108.83,168,831
20年後 2,984,650 3,355,040112.43,232,717
25年後 2,984,650 3,459,300115.93,297,890
30年後 2,984,650 3,560,440119.23,364,378
有利な方にマーカー。6年後に逆転!

外資系生命保険会社

こちらは約200万円をドル建て(当時レート約114.5円)で購入しました。こちらはあと3年ほど返戻金がマイナス期間が続きます。。

同時に、9年後以降は、楽天銀行に預けていたより増えることになります。年利2%ぐらい!?

経過年数払込保険料(円)受取総額返戻金楽天銀行に預けていたら
1年後2,021,0841,825,07290.32,029,168
2年後2,021,084 1,825,07290.12,037,285
3年後2,021,084 1,834,05290.72,045,434
4年後2,021,084 1,875,78292.82,053,616
5年後2,021,084 1,918,54294.92,061,830
6年後2,021,084 1,962,33397.02,070,078
7年後2,021,084 2,006,63899.22,078,358
8年後2,021,084 2,052,490101.52,086,671
9年後2,021,084 2,098,856103.82,095,018
10年後2,021,084 2,146,253106.12,103,398
15年後2,021,084 2,396,117118.52,145,804
20年後2,021,084 2,666,073131.92,189,065
25年後2,021,084 2,957,666146.32,233,198
30年後2,021,084 3,268,837161.72,278,220
有利な方にマーカー。9年後に逆転!

当時からインデックス投資に回していれば・・・

当時からインデックス投資に回していれば、かなりの金額に成長していたと思います。

とはいえ、まとまったお金を一度に投資に回す勇気は持てないし、もし回していたとしても、コロナショックのようなことがあると、気が気でなかったと思います。

やはり、僕のような小心者には、積み立て投資が向いているのかなと感じています。

保有している保険商品のリスク

保険商品にはリスクがあります。我が家が保有している保険商品のリスクについては、以下の2点が考えられます。

保険会社の倒産リスク

保険会社が倒産するリスクです。

保険に関しては、9割が保証されることになっていますので、1割分は減るリスクがあります。

そう考えると、1割減っても元本保証されるラインは、もう少し先ですね。

為替リスク

上記表では、当時のレート(1ドル≒114.5円)で計算しましたが、ドル建てのプルデンシャル生命に関しては、為替リスクはありますね。

とはいえ、円だけというのもリスクがありますので、分散するという意味では良かったのかなと感じています。(保険購入時点はそんな考えは全くなく、勧められるがままでしたが・・・笑)

保有しているゴミ保険商品は生活防衛資金になるのか

それぞれ保険商品は上記金額が保証されると聞いています。(ドル建ては、ドルで保証)

だったら、このゴミ保険商品は、生活防衛資金として機能するのかを考えていきたいと思います。

上記表の金額は、保険会社が倒産しなければ保証されると聞いていますので、一定期間後は少しづつ増えていくと考えています。僕としては、元本の9割は保証されるので、その分は生活防衛資金になると考えています

同時に、保険商品の利回りは改悪前の楽天銀行より高いため、保険商品を預金替わりにして、生活防衛資金にしていきたいと考えています。

一方、現在、楽天銀行に預けている生活防衛資金を少しづつインデックス投資に回していくのがよいかと考えています。

ゴミ保険商品が輝いて見えてきた!

金融機関で買う保険商品はゴミ保険商品と当時から言われており、我が家は、購入後とても後悔し、そこから投資の勉強を始めました。

とはいえ、今思うと、金利のよい銀行に預けているより増えていくこと、円だけではなくドルにも分散できていることから、当時の判断は、なかなか良かったんでないの!?と感じています!(^^)

もちろん、もっといい商品もあると思いますが、当時を責めても仕方ないですし、実際に損はしていないので良し!と考えています!

生活防衛資金として機能させる発想になるまでは、返戻金が100%を超えたら解約しようかと考えていましたが、これからは生活防衛資金としてホールドしていきたいと思いますー

最後に:今回学んだ重要なこと

判断した当時、どんな思いで購入に至ったのかをしっかり思い返すことが重要だなと感じました。

僕はこの保険商品を購入した当時は長期でホールドするつもりだったと思います。

しかし、つい最近まで、保険商品はゴミ商品だという情報を受けて、当時の自身の判断に自信が持てなくなり、この保険商品の返戻金が戻ったら解約しようと考えていました。

ひょっとすると、損切りして、資産を減らしていたかもしれません。。

世間では情報があふれています。その中の一部の情報を真に受けて、方針を変えてしまう恐れがあるので、しっかり自信をもってぶれずに進んでいく必要があると感じました!

これからも、皆さんに役立つ情報を更新していきます!

それではー

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