【1年積立比較検証】米国ETF vs 投資信託 どちらが有利?

投資

こんにちは!

愛知県の郊外で妻(ピノ子)と3人の子供と簡素に暮らすピノ太郎です!

前々から行っていた米国ETFの積立ですが、1株単位しか買えないので、ドルコスト平均法が成立しないのではないか。また、投資信託の方が有利だとは思うのですが、どの程度パフォーマンスに差があるのか気になっていました。

そこで、今回重い腰を上げて検証してみました。

対象期間は2021年の1年間。

①米国ETF【VOO】為替考慮

②上場米国ETF【1655 iシェアーズS&P500米国株ETF】

③投資信託【SBI・V・S&P500 インデックスファンド】

この3つで検証してみたいと思います!

それではいってみましょー!!!

検証条件

①毎月25日の始値で約定。25日が休場の場合は、翌営業日の始値で約定

②積立金額は、5万円、10万円、15万円、20万円の4パターン

③VOOに関しては、為替も含む。約定日のドル円の始値で計算

④年末最終営業日の引け時に円に換算し比較。

米国ETF【VOO】 の場合

約定日1株単価(ドル)為替(円/ドル)5万円積立10万円積立15万円積立20万円積立
購入株数購入金額購入株数購入金額購入株数購入金額購入株数購入金額
1/25352.72103.7813660527321041464215183026
2/25 359.03 105.8713801027602131140315190053
3/25 356.08 108.7213871327742631161395193565
4/26 383.73 107.9714143128286231242944165725
5/25 386.4 108.7214200928401831260284168038
6/25 392.9 110.8614355628711331306714174228
7/26 403.92 110.5514465328930731339604178613
8/25 412.06 110.1214537629075231361284181504
9/27 408.42 110.6814520329040831356124180816
10/25 417.64 113.9114757329514731427204190293
11/26 425.19 115.3514904529809131471374196183
12/27 433.98 114.3814963829927731489164198555
投資金額合計12521817241043634371602058512200599
12/31引け評価額436.57115.08602885120577118588982562264
利益(円)81068162136256840361666
VOO

唯一の値下がりは、8月→9月ですが、購入できる株数には変化は出ず、ドルコスト平均法が活かせていません。

上場米国ETF【1655 iシェアーズS&P500米国株ETF】 の場合

約定日1株単価(円)5万円積立10万円積立15万円積立20万円積立
購入株数購入金額購入株数購入金額購入株数購入金額購入株数購入金額
1/252864174868834973765214892869197616
2/252979164766433983075014895067199593
3/253035164856032971204914871565197275
4/263225154837531999754614835062199950
5/253280154920030984004514760060196800
6/253395144935029984554414938058196910
7/263500144956028980004214700057199500
8/253525144810028987004214805056197400
9/273540144656028991204214868056198240
10/253700134810027999004014800054199800
11/263880124656025970003814744051197880
12/273885124662025971253814763051198135
投資金額合計172579207350117947852817787237062379099
12/30引け評価額3965681980138775020935202799290
利益(円)102773208272314797420191
1655 iシェアーズS&P500米国株ETF

1655は、1株単位で購入できるので、割とドルコスト平均法にはあっているのかなと思います。

投資信託【SBI・V・S&P500 インデックスファンド】 の場合

約定日1口単価(円)5万円積立10万円積立15万円積立20万円積立
購入口数購入金額購入口数購入金額購入口数購入金額購入口数購入金額
1/25126203.96500007.9210000011.8915000015.85200000
2/25131893.79500007.5810000011.3715000015.16200000
3/25134343.72500007.4410000011.1715000014.89200000
4/26143033.50500006.9910000010.4915000013.98200000
5/25145143.44500006.8910000010.3315000013.78200000
6/25150533.32500006.641000009.9615000013.29200000
7/26155083.22500006.451000009.6715000012.90200000
8/25156963.19500006.371000009.5615000012.74200000
9/27157283.18500006.361000009.5415000012.72200000
10/25164743.04500006.071000009.1115000012.14200000
11/25173012.89500005.781000008.6715000011.56200000
12/27172622.90500005.791000008.6915000011.59200000
投資金額合計40.1560000080.301200000120.441800000160.592400000
12/30引け評価額17606706838141367621205142827352
利益(円)106838213676320514427352
SBI・V・S&P500 インデックスファンド

投資信託は、端数まできっちりとれるので、ドルコスト平均法にはぴったりですね!

比較検証結果

5万円積立10万円積立15万円積立20万円積立
VOO81068162137256840361666
1655 iシェアーズ
S&P500米国株ETF
102773208272314797420191
👑 SBI・V・S&P500
インデックスファンド
106838213676320514427352
投資信託が優勝!

2021年は、ほぼ上昇の一本調子でしたね。

結果として、投資信託で積立することが一番効率的だという結論になりました。

しかし、上場米国ETF1655もほぼ変わらないパフォーマンスであることも分かりました。

一方、米国ETFのVOOは単価が高いために、投資する際、端数が出てしまい、うまく利益が得られませんでした。大体投資信託の8割ぐらいでしょうか。

やはり毎月の積立額が小さいうちは、投資信託の方が有利だと判断できます。

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

なんとなく結果はわかってはいたものの、どのぐらいの差があるのか明確にでき、有意義な検証ができました!

これからも、皆さんの役に立つ情報を発信してきたいと思いますので、またご覧ください!

それではー

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